～結婚相談所に入会してすぐに退会した話17～
婚活用のプロフィール写真を撮るための服がないことに気が付いた。
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仕方ないので、買いに行くしかない！
愛され婚活ファッションとまのり
婚活ファッションが似合わない
プロフィール用の写真を撮影するために着ていく服がないことに気が付いた私。何を隠そう、普段はカジュアルな恰好ばかりしており、それ以外の洋服は通勤用のオフィスカジュアルを少々持っているくらいでした。
しかし、婚活で好まれるであろう服装は、カジュアルは論外ですが、オフィスカジュアルも違いますよね。もっとこう、ふわふわしていて、ほんわかカラーで、ひらひらしているファッションが婚活ファッションであると思います。
そんな婚活ファッションですが、私は骨格レベルで似合いません。
全体的に骨ががっしりしているんです。骨格診断ではいわゆるナチュラルです。
もれなく肩幅も広いです。
ピンク色のふわふわしているワンピースより、黒のジャージを着ている方が1000倍似合います。もはや、生まれた時から婚活の神様に見放された人生だったようです。
似合う婚活ファッションを探しに行こう
悲しいことに、プロフィール写真の撮影にジャージで挑むことは流石にできません。そんな恰好のプロフィール写真を結婚相談所で使おうものなら、ファッションがNGというよりは、TPOが理解できない女だと思われてアウトにされそうです。
家でぐたぐた悩んでいても婚活用の洋服は生まれてきません。
仕方なく、婚活用の服を買いに行くことにしました。
正直、趣味でもない洋服にお金を払うのは嫌でしたが、写真撮影のためだけではなく、「お見合い相手の男性と会う時にとりあえず着ていく服」として、ずっと使えて便利な服を買おうと腹をくくりました。
普段は入店しないような可愛らしい系統のアパレルショップへ駆け込んでみます。お店に入って、服を物色しているだけで女子力が上がっていく錯覚に陥りました。
到底着られそうもない洋服たちの中から、なんとか自分にも着られそうなスカートを見つけ出し、店員さんに試着できるか尋ねたところ、可愛らしい笑顔で「もちろんです♥」と答えてくれました。
これが本当の女子力…ごくり。
早速、スカートを試着してみます。
女子力が高く優しい店員さんは、そのスカートに似合うカーディガンも持ってきてくれました。
これが本当の女子力…（2回目）。
しかし、私はそのスカートとカーディガンを着てみるまで、理解していませんでした。自分と婚活ファッションの相性がどんなに悪いのかということを…。
「に…似合わない…！！！」
鏡に映る、可愛らしいスカートとカーディガンを着た自分の姿は、悲しいくらいに滑稽なのでした。
つづく
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