自分が性的な対象として見られていると思うと、途端に嫌になって逃げだしてしまう。
そんな調子なので、せっかく築けた男性との友情も駄目になってしまった。
さらに面倒くさいことに、男性に対して嫌悪感をもってしまうポイントがもう一つあるのだった…。
男性不信だった話 その7
自分のことが好きではなかったので、当然自分の良いところなんて何も思い浮かばない。駄目なところはいくらでも思い当たるのに…。そんな自分に対して「好きだ」と言ってくれる人がいたって、どうしてそう思うのか分からない。自分なんか何の魅力もない人間だと思っているから。
すると、自分に好意を向けてくれた人の気持ちが全く理解できず、「とりあえず得体の知れない存在は嫌だ」という思考回路になってしまうのだった…。
まのり
本当、理不尽極まりなくて申し訳ございませんでしたーーー!!!
結局、「自己肯定感の低さ」は男性との関係を築くにあたって大きな障害になっていたように思える。(男性に限らず、交友関係を広げる上でのなのだけど、漫画では男性との関係に絞りました。)
誰にでも優しく親切に接してくれる「良いヤツ」に対する苦手意識も、自分に好意を向けてくれる男性への嫌悪感も、根本的には同じだったのかもしれない。
好意を向けられても居心地が悪かった。
「男性」という存在は、自分にとって苦手な生物だと思い込んでいたから。
結局、友好的な男性たちを「個人」ではなく、自分の頭の中にある「男性」のイメージとしてでしか捉えられなかったのは自分の方だったのかもしれない。
余談ですが、特に意識していなかったのに今回のマンガは焼き芋カラーになりました。美味しそうだね。
つづく…。
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