約1か月間やり取りをした男性とのトークルームが終了してしまった…。
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その代わり、そこにはお別れのメッセージが…。
結婚相談所に入会してすぐに退会した話40
お別れのメッセージ
トークルームが閉じてしまったことにより、普通さんとの今までのやり取りや、受信していた未読メッセージも見ることができなくなってしまいました。一体、彼はどんなメッセージを送ってくれていたのか…。それを知る術はもう無くなってしまいました。
その代わり、最後の最後に来ていた普通さんからの「お断りのメッセージ」だけは読むことができました。自分が拒否された理由を見るのは苦しいですが、ここは腹を括ってメッセージを読むことにしました。
普通さんからのお断りのメッセージ。
色々お話をした中で、最後に貰ったメッセージ。
その内容は、なかなかに私の心に突き刺さるものでした。
普通さんからの最後のメッセージ
「楽しくお話をさせて頂きありがとうございました。
考えたのですが、僕の中で今一歩、決め手となるものを見つけることができず、勝手ながらやり取りを終了させて頂きたいと思います。
多分、まのりさんも同じ気持ちだったのかもしれませんね。」
このメッセージにドキリとしました。
自分の胸に手を当てて聞いてみると、私も同じような考えを持ちながら普通さんと接していたように思います。なにせ、「関係を進展させるか、終わらせるか、早く決めさせてくれよ～」なんて考えながら接していたので。
私が普通さんに対して、純粋な気持ちで向き合えていないことが伝わっていたのかもしれない…。そう思わずにはいられず、頭を抱えました。
結婚相談所の異端児であることを自覚
普通さんから、私の邪な気持ちの核心を突いたようなメッセージを貰ったことを受け、今更ながらに考えました。
元々私は、「まずは彼氏が欲しい」という気持ちで結婚相談所に入会しました。
しかし、結婚相談所は「結婚」という目標を掲げて、そのゴールにたどり着くべく真剣に活動する男女が集まる場なのです。
もしかして私って、結婚相談所のなかで
めちゃくちゃ異質で迷惑な存在なんじゃないのか――！！？
この時、遂に私はこの答えにたどり着いたのでした。
結婚相談所に、結婚に対して不真面目な輩が混じっていたら、一体どうなるでしょう。
その温度差を直ちに嗅ぎ分けられて、すぐさま交際の候補から外されてしまうのではないでしょうか。それならまだいい（？）として、結婚を近い未来のライフプランとして考えていない人物が結婚相談所に居たら、マッチングした人にとっても時間を奪われることになるわけで、とても迷惑な話ですよね…。
結婚相談所にいる人々は結婚がしたくてそこに集まっています。結局のところ、「とりあえずお付き合いをしたい」人たちが集まっている場ではないんですよね。
「いや、誰がどう見ても明白やん」って感じなこの部分に気が付くまでに、とても時間が掛かってしまったのでした。
つづく
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