~結婚相談所に入会してすぐに退会した20話~
婚活ファッションという名の戦闘服に身を包んだものの、母の一言で大ダメージを受けたまのり。
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それでもなんとか、電車に乗って写真館へ行かなければ…!
ドキドキ!写真撮影
写真館でのプロフィール写真撮影開始
母の言葉に致命傷を負いつつ、なんとか写真館までたどり着いた私。
その頃にはすでに足取りがヨロヨロしていました。
写真館に入ると、スタッフの方が出迎えてくれ、すぐに撮影スタジオに案内されました。
因みに私がスタジオに着いた時、ある一人のスーツを着た男性が写真撮影をしているところでした。ここは結婚相談所が提携している写真館です。きっと彼は、同じ結婚相談所に入会して、これから婚活を始める同士なのでしょう。性別こそ違うものの、勝手に戦地の友情を感じてしまいました。これから婚活がんばろうね。
私はお金をケチったので、メイクやヘアセットも自分で行います。
スタジオの端にあるスペースで身なりを整え、スタッフの方に声を掛けると、いよいよ写真撮影がスタートしました。
写真館での撮影は疲れる
撮影が始まると、スタッフさんからポーズや表情をリクエストされ、それに従う形でどんどんシャッターが切られていきました。
写真撮影中、スタッフさんは私に声を掛け続けてくれました。私がリラックスできるように、より良い表情の写真を撮るために…。
笑って下さい。
もっと。もっと。
もっと笑顔でいきましょうねーー
あっ、目はもっと開いて^^
と、ひたすらそんな言葉を掛けられ続け、写真撮影が終わった時には、私はすっかり疲れ果ててヨボヨボになっていました。ヨボヨボとスタッフさんの方へ歩いていくと「お疲れ様でした。とっても綺麗に撮れていますよ!」と声を掛けてくれます。
なんて優しいのでしょうか。もはや天使に見えてきました。
無理に笑顔を作りつつ目を見開いたんだけど、変な写真になってないかな…。
そんな不安がよぎりましたが、プロフィール用に使う写真を選ぶべく、自分の写真がズラっと並んだPC画面に向き合いました。
・・・・
めっちゃブサイクだ!!!!
似合っていない婚活ファッション。いつもより濃い目のメイク。ちょっとボサボサ感の残るヘアセット。そして極めつけは、目を見開き口角を頑張ってひき上げ、変な笑顔を作っている自分の表情…。
え…こんな写真直視できない…。
そう思うくらいには、スタジオで撮った自分のプロフィール用写真は残念な仕上がりでした。母の言葉により今朝大ダメージを受けたばかりの私は、ここで本日2回目の瀕死攻撃を受けてしまいました。
こんなの男性会員に需要あるの??
つづく
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